「一戸建てがいいか、マンションがいいか」をまだ決めかねている人もいるでしょう。マンション価格の低下と立地の都心回帰とで、ここ数年はマンション、それも新築マンションの"独り勝ち"ともいえる状態が続いていましたが、最近は少し様子が変わってきました。地価の下落で一戸建て価格にも値頃感が出てきたことや、性能や設備などの「商品企画」の向上で一戸建て人気が高まりつつあると言われているのです。とはいえ、都心部で一戸建てを買うのはまだまだ至難の業ですし、もともとマンションが好きという人も多いと思います。そこで2004年にマンション購入をスタートさせるにあたって、マンション・一戸建てそれぞれのメリット・デメリットを改めてまとめてみました。
■マンションなら都市部でも安く家が買える
まずマンションのメリットですが、別名を「共同住宅」というように、ひとつの建物に多くの世帯が暮らすという点が、一戸建てとは大きく異なります。他人同士が集まって住む良さは、なんといっても限られた土地を有効に使えるという点にあります。それだけ住宅が密集した都市部に向いているわけですから、駅に近い便利な場所でマイホームを持てる可能性が高いのです。また、住む人が多ければ「規模のメリット」が生かせるので、1住戸当たりの負担をあまり重くせずに付帯施設などを充実できることになります。
| マンションのメリット |
| ・駅に近い物件が買える可能性が高い |
| ・1981年の新耐震基準以降に建てられたマンションなら地震に強い(はず) |
| ・鍵1本で戸締りできる(ただしピッキングに注意) |
| ・大規模マンションなら共用施設が充実していることが多い |
| ・建物の外回りやエントランスは管理会社が掃除してくれる(はず) |
| ・鉄筋コンクリートに囲まれているので気密性や断熱性が高め |
| ・高層階の住戸だと眺めが良い |
| ・階段を昇り降りしなくてよいので高齢者でも住みやすい |
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■マンションこそ住民同士の気配りが大事
ただ、共同で住むからには制約もあります。外壁やエントランスなどの共用部分は勝手にリフォームできませんし、上下階や隣の住戸に迷惑をかけないよう生活音にも気を配らなければなりません。マンションを買ったら管理組合に入ることになり、ときどきは役員も務める必要があります。よく「鍵一本でプライバシーが守れるから、隣近所の人間関係にわずらわされずに済む」という理由でマンションを選ぶ人もいるようですが、じつはマンションこそ住民同士のコミュニティーが重視されるという面もあるのです。
| マンションのデメリット |
| ・バルコニーはあるが1階でなければ庭はない |
| ・上層階ではゴミ出しや新聞を取りに行くのが面倒なことも |
| ・管理費や修繕積立金、駐車場代を毎月払わなければならない |
| ・上下階や隣の住戸同士の音のトラブルが心配 |
| ・管理組合の活動に参加しなければならない |
| ・ペットが飼えないことが多い(特に中古の場合) |
| ・建物が古くなっても建て替えが難しい |
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